新卒に求めるグローバル人材とは vol.6

自己主張できる人材になれ!

2016年4月21日

エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 http://www.ntt.com/

本社所在地
東京都千代田区内幸町1丁目1番6号
設立
平成11年7月1日
資本金
2,117億円
年商
1兆2,634億円(2014年度)

1999年にNTTグループが再編成された際に、国際通信事業、都道府県を越える長距離通信事業、フリーダイヤルなどの特殊付加電話事業、インターネット・サービス・プロバイダ事業を行なう会社として産声をあげたのがエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社。現在ではクラウド、ネットワーク、セキュリティ、コンサルティングの提供も行ない、ユーザーのグローバルビジネスをサポートしています。そんなエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社の松山ヒューマンリソース部長に、会社のこと、そして就活学生の心構えなどをうかがいました。

(聞き手・グローバル就活ドットコム)

Q:まず、御社のこと、そしてサービスについてお聞かせください。

”NTT”と聞くと学生の方にとっては、一般電話(近距離)やdocomoの携帯電話が思いつくかもしれませんが、それらを行なうのはグループの別企業という位置付けになります。

サービスについてですが、2016年は、クラウド・IoT・ビッグデータを活用したDigital・ICTによる事業変革やビジネスを創出する「デジタル・トランスフォーメーション」に注力しています。

かつてない勢いであらゆる情報がデジタル化・蓄積されるようになったこと、そしてそれらをグローバルレベルで迅速に分析し、活用できるような環境が整備されたことにより、お客さまのニーズに対し、ICT基盤およびそれらをマネージメントするサービスを提供しています。

ちなみに「デジタル・トランスフォーメーション」が実現すると、どのようになるのかというと、

  • コスト・速度などさまざまなタイプのネットワークをシステムの要件・状況に応じて最適な形でオンデマンドに使い分ける。
  • 世界中に展開する工場の製造機器から、稼働状況のデータをセキュアに収集して、グローバルレベルで最適化された生産計画を立てる
  • オンプレミスにある顧客データも、クラウドにある販売データも、シームレスにデータ結合・分析を行い、迅速にロジスティクスを強化する
  • 顧客からのフィードバックをもらいながらアプリケーション開発・サービスリリースを繰り返し、ユーザー体験を向上させる

といったことが可能となります。これらは直接的には法人のお客さまに関わる要素が多いのですが、最終的に私たちの「お客さまのお客さま」である全世界の方々へ新しい価値をお届けし、社会に貢献したいと考えています。

Q:どのようなグローバル展開をされていますか?

弊社のグローバル展開としては、拠点は世界123都市、ネットワークサービスは196の国と地域に提供しており、加えてインターネットに必要なサーバーを安全に管理しているデータセンター事業者としても、世界でトップクラスのラックスペースを所有しています。

社員数はグループ全体で現在約22,000人在籍し、そのうち1万人以上が海外のさまざまな国で我々の仲間として働いている状況です。社歴からみるとグローバルで活躍する企業としては、まだまだ新参者といえば新参者ですが、サービスも人材もグローバル化し各地域に根付いているといえます。

Q:御社で働くために必要なスキルは何でしょうか?

今、IT業界では、プログラミングが非常に重要になってきています。実際、弊社では今年NTT Comに入社した新入社員約2百名全員に対して、セキュリティとプログラミングの習得を課しています。

以前は通信というと、メーカーがハードに機能を埋め込んできましたが、今はそれをソフトウェアで制御する時代になってきていますので、文系・理系・研究系関係なくソフトウェア技術というものが仕事を行なう上で、ベースとして必要なスキルとなっています。

学生の方で散見される勘違いは、「自分は英語ができるからグローバルだ」いう考えです。もちろんできた方がいいのは間違いありませんが、英語が話せるからグローバル、というわけではないことを理解していただきたいですね。

英語以上にプログラミングの習得が大事ということですね。

我々の世界でプログラミングはすでに共通言語です。もちろん英語も必要ですが、まず英語の前にスキルをつけてほしい。そのためにはまず、セキュリティとプログラミングの習得は必須と考えています。これは海外に行く行かないにかかわらず、です。

このコンピュータを制御する能力の重要性については、文部科学省が小学校でプログラミング教育の必修化を検討すると発表していることからも、お分りいただけると思います。このような取り組みは日本では2020年からとなっていますが、海外に目を向けると、すでにイギリスでは、公立小学校のカリキュラムで5歳からプログラミングを学ぶカリキュラムが組まれていますし、韓国でも2015年から中学校で、そして2017年からは小学校の正規教育課程としてソフトウェアを教えることになっています。その他にもイスラエルやフィンランドなど、幾つかの国でプログラミングの教育が重要であるとして、プログラミング教育の必修化が実施・計画されています。

セキュリティとプログラミングの習得は、そのような国々に遅れをとらないようにするためにも、必要なことなのです。

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